癌マヤズム

癌マヤズムと次に述べる結核マヤズムは創始者ハーネマン以降に加えられたマヤズムで比較的新しい概念です。

どんな人が癌マヤズムに属するのか、精神面では次のようなことが挙げられます。

物事を管理することが必要。（特に自分自身を管理すること）
罪悪感、自分への期待が強い＝完璧主義。
スタンダードが高い。内面的な弱さを持ちつつ自分に過大な目標を与える。
死、病気への恐怖が強く、心配性でふさぎ込み（憂鬱）がちである。
これらの症状は特に夜、休んだ時に悪化する。心と身体が矛盾する症状を示す。

身体的な点では、潰瘍が出来やすい。身体の色々な部分からの出血が見られる。癌家系である。腺熱や肺炎、糖尿病などの病歴がある。

インドのホメオパス、ラジャー・サンカランは次のように定義しています。

キーワード：完璧

性格：限界を超えた課題を自分に課す。混乱が見られる。ピンと張り詰めた
　　　ギターの弦のように自分の能力を引き伸ばし物事にあたる。完璧主義
　　　でありまた気難しい。コントロールの範囲を超えると症状が悪化
　　　する。

イメージ：アルコール依存症の両親から生まれた子供。その子供の世界が混
　　　　　乱している。

イメージ年齢：６０～７０歳

ピンと張ったロープの上での曲芸。

レメディー：Anacardium（薬草）、Argentum Nitricum（銀）、Staphysagria　　　　　　（薬草）